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ポストコロナの子育てシンポジウム、子どもたちの成長・発達を助ける環境と教育とは?

4月23日に、\ 「心地良い」が脳を育てる / ポストコロナの子育てシンポジウム

〜子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響する?〜を開催しました。


皆様のご協力もあり、会場に約70名、オンラインで176名の方にご参加いただきました。シェア、拡散のご協力どうもありがとうございます。


明和先生のお話し、原口先生のお話し、そして鳥集さんを座長にした宮原先生(医師、耳鼻科専門医)、奥山氏(言語聴覚士)を交えたパネルディスカッション、それぞれの専門性が際立つシンポジウムになりました。


最後にも紹介しますが、5月7日(日)までシンポジウムの録画をアーカイブ視聴できます。下のボタンをクリックしてご確認ください。



明和先生のご講演:ヒトの育ちを科学の視点で理解する―ポストコロナ社会に生きる次世代人類に向けて

明和政子先生のご講演、初めて聞く方が驚かれていましたが、ソサエティー5.0 からお話が始まりました。


内閣府が主導して進めようとしているソサエティー 5.0、内閣府のページでは、以下のように紹介されています。


「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)


バーチャル空間を活用することで、身体的な制約から解放されるというコンセプトもあります。これに対して、明和先生は、明確に懸念を抱かれていました。子どもの成長発達は、必ず身体性を伴う。


この点について、脳の神経発達や様々な事例を紹介されながらお話をされていました。講演の内容で最も伝えたいこと、と言われていたのは、「子どもの脳は大人のミニチュア版ではない」ということ。


成長発達段階にある子どもは、マスクで口元を覆われていたらコミュニケーションはできない。大人にそれができるのは、今までの体験があるからこそ判断できるものであること。


さらに、自分の体で体験しなければ、相手の心を理解するなんてできないとも言われています。


興味深い実験結果があるそうです。


アメリカで小さな子どもに中国語をオンラインとリアルで同じ時間だけ授業(読み聞かせ)をしたところ、オンラインでは全く効果がなかったそう。


(詳しくは動画アーカイブの47分30秒あたり)


僕らは身体を伴っているからこそ、人として存在できている氣がします。しかし、これからバーチャル体験を重視したり身体的な接触が閉ざされたり、五感が使われにくい環境で、こどもたちが成長していけば、人としての在り方自体が変わってくるかもしれません。


人間らしく生きる。


その人間の意味すら変わってくる時代になるかもしれないわけです。子どもたちにどのように育って欲しいか?どんな社会を望むか?


今こそ時代の節目だと思います。



「学び」は「問(とい)」から ~学校の存在価値~


第二部では、公立中学校校長として、子どもたちの体験型学習の浸透に尽力されていた原口先生にお話いただきました。



その中で、特に覚えているのが、問いを持つことの重要性と、子どもたちに「禁止」を強いることの有害性です。


本来、子どもの頭の中は「問い」だらけであるはず、なんで、どうして、これナニ?まど、問いから始まって知ることの楽しみがあると。


興味、好奇心を常に発揮しているのが子どもたちなんですね。


その問いに対して、大人が応えられない(正解を答えるという意味ではない)と、問いを持つことを否定されたように感じる。


その結果として、考える習慣を失ってしまう、と言われていました。


また、禁止の連続、走っちゃダメ、あれやっちゃダメ、これやっちゃダメ、という禁止の連続によって、子どもたちは意欲を喪失し、やりたいことがなくなっていくという見解をお話されていました。


ここは、僕自身、親として感じているところで、子どもが尋ねてきた質問に対して、応えることができていないかもしれない、と反省する機会にもなりました。


そして、コロナ禍の中での感染対策について、子どもたちに「自分は汚れているかも、誰かの命を脅かす存在かも」、「他人を見たら感染者と疑え」と思え、と暗に伝えているのではないか?


そんな状況で育てば、自己否定と猜疑心が植え付けられて、自己肯定感と他者を尊重する心が育てられないとも。


コロナの感染対策が、子どもたちに与えた影響は非常に大きいと思います。



鳥集さんを座長に医師、言語聴覚士を交えてパネルディスカッション


お二人の講演を終えた後、ジャーナリストの鳥集徹氏を座長に講師と宮原聡子氏(医師、耳鼻咽喉科専門医)、奥山真爾氏(言語聴覚士、教師)を交えてパネルディスカッションを行いました。

言語聴覚士の奥山さんからは、吃音や言語の発達が遅れている子どもたちをケアする際、マスクがあると発音や発話を伝えられないというだけではなく、思うようにコミュニケーションが取れないことも、その体験からお話。


宮原先生からは、コクランレビューに基づく、コロナ感染対策においてマスクの有効性が限りなく疑わしいことやマスクによる口呼吸の弊害、その対処法などが紹介されました。



今回、ゲストでお越しいただいていた「ワクチンの境界」を著された國部教授も、鳥集さんからの質問や来場者からの質問に応えるシーンもありました。


非常に良い質問でした。(動画の中では、3時間03分あたり)


5月7日(日)まで動画アーカイブを視聴できます



5月7日(日)までシンポジウムの録画をアーカイブ視聴できます


下のボタンをクリックしてご確認ください。



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