4月8日(金)夕方のニュースで、岡山県医師会が5歳~11歳の子どもへの接種に関して、「元気な子どもはワクチン接種を」として、推奨することを記者会見で発表しました。
残念です。
下の写真は、上記ニュース映像から抜粋しています。
本当に必要?元気な子どもに接種を推奨する岡山県医師会
岡山県医師会・松山 正春 会長は、「一般の元気な子どもには、ぜひワクチンを接種していただきたい」と発言されています。
厚労省や小児科学会でも、特に推奨しているのは、基礎疾患を持つ重症化リスクの高い子どもと意見を出しています。
また、12歳以上の子どもと同様、接種に意義があるとしていますが、元気な子どもに対しては、メリットとデメリットをよく理解した上で、判断して接種に臨むように、という内容で通知しています。
岡山県医師会でも、同じように言われていますが、「元気な子ども」を前面に出して接種を勧めるのは、まるで5歳~11歳の子どもにとっても「接種の努力義務」があるように感じられる内容ではないでしょうか?
副反応疑い報告の状況やオミクロン後の有効性が不明などデメリット情報を伝えないのはなぜ?
この件については、以前3月初旬に、秋田県知事が「一定の基礎疾患があれば別だが、普通の子どもは打ってほしい」と発言したことで、誤解を招く表現だったと訂正し謝罪されています。
秋田県知事は医師でもないので、専門知識がなくて誤った発言だということが分かりますが、岡山県医師会の会長が同様の発言するのは、どうなんでしょうか?
また、会見中「本人と保護者が予防効果と副反応を理解した上での接種を推奨」と言われていましたが、オミクロン株流行以降の有効性は不明なことや、努力義務の適応ではないこと、さらに、副反応疑い報告では、接種後死亡者数が1571名出ていることなど、は話をされていません。
ただただ、「元気な子どもも新型コロナワクチンを接種をしてほしい」、と言うのは、医療者としての倫理に背くのではないでしょうか?
4月の岡山県内のコロナ重症者数と実行再生産数
ちなみにですが、岡山全県内の新型コロナ重症者は4月8日(金)時点で2名です。
感染者(陽性者)が増えていると言われていますが、実行再生産数は1.05。
年末から年始、2月上旬までに比べたら、感染も低調(PCR検査に基づいたものでも)に推移しています。
グラフは、新型コロナウイルス国内感染の状況 東洋経済オンラインより
また、5歳~11歳の子どもで、岡山県内で新型コロナで亡くなられたお子さんはいないと思います。このような状況で、何のために子どもに接種を推進するのか?
本当に、その子の健康のことを考えての発言なのか、甚だ疑問です。
新型コロナワクチンは、5年~10年先の長期的な副反応は完全に不明です。特にファイザー社のコミナティ筋中では、卵巣や副腎に薬剤成分が溜まりやすいことが分かっています。
16P、17P参照。
上記のデータに関しても、48時間以降のデータは掲載されていませんし、その後、日本で調査がされているという話もありません。
本当に、長期的な影響は分からないんです。
著名な医師であり、研究者である井上正康先生は、卵子のない女性が出てくるのではないか、と懸念を示されています。
医師であれば、分からないことに関しては予防原則にのっとって、リスクを前提として考えるのが当然でしょう。
それにも関わらず、元気な子どもたちに新型コロナワクチンを進める岡山県医師会。どういうことなのでしょうか?
医療者であれば、不安を感じている保護者の心に寄り添う姿勢を見せていただきたいところです。
なぜ、健康な子どもにも接種を勧めるのか?
その理由を教えていただきたいものです。
正気の沙汰じゃないな